LaTeX2e の便利な使い方
私のLaTeX2e環境は結構快適です。
まず,TeXのソースを書くときに使うソフトは秀丸エディタ。もう10年近く愛用しているエディタです。テキストを入力するならWindowsに付属している「メモ帳」でもいいのですが,快適な入力を考えるなら秀丸エディタがおすすめです。
TeXのソースができあがったら,「TeXにかける」(コンパイルする)わけですが,いちいちDOS窓立ち上げてコマンドラインをたたくのは面倒です。秀丸のマクロからTeXのソースをコンパイルできるようにします。秀丸用のマクロとして有名なのは「飛鳥」です。私はこのマクロをキーボードの[F1]にキー割り当てしています。
秀丸でソースを書き上げたら,[F1]押してコンパイル(TeXにかける)。DOS窓が自動で立ち上がり数秒でコンパイル終了。dviファイル(*.dvi)が生成されるのでそれを表示させるソフト「dviout for Windows」を立ち上げます。dviout も秀丸のマクロ(飛鳥)から呼び出すことができるのでとっても快適です。これも適当なキー(Ctrl+T など)に割り付けておけばいいですね。
dviout に表示された文書に修正すべき箇所があれば,再びソースを手直して,また[F1]を押してコンパイルし,dviout をアクティブにすると即,更新される。ソースを修正したら[F1]→[Alt]+[Tab](dvioutをアクティブにする)の簡単なキー操作でTeXの文書を手際よく修正できる。
[F1]→[Alt]+[Tab]という簡単なキー操作の繰り返しが何と言っても LaTeX2e の便利な使い方のポイントです。
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